リネン、コットン生地は伸びることはご存知ですか?
よくリネンやコットンは縮むという印象が強いですが、縮む場合はお洗濯などで水洗いし乾燥させた時だけです。逆に日常でカーテンを吊るしてるだけなのにカーテンが伸びることはよくあります。
このような現象は決して生地が粗悪というわけでは無くリネン、コットン生地ならではの特性になります。
目次
原因
主な生地が伸びる原因は2つです。
・生地自体の重量
・湿度が高い環境
生地自体の重量
生地自体の自重で重力方向に多少伸びる生地がございます。特に2倍ヒダや丈の高いカーテン(天井から吊る)などは製作に生地をたくさん使うのでより重くなります。
湿度が高い環境
もうひとつは湿度による伸びです。
これ原理は髪の毛と一緒で梅雨時に髪がまとまらないで広がることありますよね。
これと同様に天然素材の繊維も空気中の水蒸気を吸収して繊維が膨らみ結果生地が伸びるという現象がおきます。
梅雨時は生地が伸び、冬場の感想する時期に縮むといったことはよく起こり得ます。



このように湿度の状況で伸び縮むする特性があります。
天然素材の生地は、伸び縮みします
この現象は自然なことで、こういった変化を楽しむこともリネン、コットン素材の醍醐味になります。
カーテンの丈サイズはぴったり!というイメージもありカーテンが引きづるのは受け入れ難いというご意見もございますが、
天然素材特有の現象としてご理解頂きますよう、お願い致します。
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