カーテンには縫製の仕上がりが様々あります。
その中でもLinetで人気のオーダーがフラットスタイルです。
シンプルにスッキリとした印象を与えてくれるフラットスタイルのカーテンですが意外な落とし穴があるので注意が必要です。
是非この記事を参考にしてみてください。
フラットスタイルについて

フラットカーテンのスタイルとは生地にツマミを作らずまっすぐに縫製していく仕様です。
ある程度仕上がりの寸法幅に余裕を持たせたいのでレール幅に対して1.2~1.3倍程の長さで製作していきます。
例
180㎝のカーテンレールの場合
180㎝×1.2=216㎝
なので仕上がりの横幅は216㎝以上ゆとりを持たせたいですね。
緩やかなウェーブのある仕上がりは自然な雰囲気を作ってくれるため天然素材のカーテンには相性ぴったりのスタイルです。
フラットスタイルで絶対にしてはいけないこと
①カーテンレールの選定ミス
②フックの仕様のミス
これらの要因が美しい仕上がりを超絶にイケてなくしてしまうのです。
一番多いのがこれ!!
カーテンレールの選定ミスです!!!
これ本当に多いので気をつけてください!!専門職でも知らない人多いです!!
一番注目するべきポイントは
ランナーが360度回転する仕様になっているか?
こちらです

このように固定式と回転式のランナーがあり、カーテンレールのランナーが360度回転する仕様にしないとカーテンを開いたときのタタミがぐちゃぐちゃになってしまいます。


このように正しく蛇行する動きに沿って回転ランナーが動いてくれますが、固定ランナーだと抑制されてしまいタタミが乱れていきます。
せっかくのシンプルで美しい仕上がりもカーテンレールの選定ミスで台無しになってしまします。
次はこちら
必ずAフック仕様にしてください!!
フックにはAフックBフックと2種類あり、それぞれの役割はこちらです。
Aフック=カーテンレールを見せる仕様
Bフック=カーテンレールを隠す仕様

こちらもBフック仕様にしてしまうと蛇行の動きが完全に邪魔されて特にひどい仕上がりになります。
この二つのポイントは必ずおさえてください。
①回転式のランナーのカーテンレールにする。
②必ずAフック仕様にする。
おススメのカーテンレール

https://item.rakuten.co.jp/pomme-pomme/rail-nexty-w-182/
TOSO/ネクスティ
こちらは滑りも良く安価な部類のカーテンレールなのでおススメです。
既に既存のカーテンレールが付いている場合はどうしようもありませんが、カーテンレールも込みで新調される場合は是非このポイントはおさえておいてください。
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